バレない医療用ウィッグの条件



医療用ウィッグが必要になる時に心配なことは

カツラっぽくならないか⁉

まわりの人たちにバレないか⁉

このことで気が重い方が一番多いと思います。

バレない=不自然ではない

ウィッグが不自然ではない
というのはどういうことなのでしょうか?

・髪に不自然なテカリが無い
・サイズが合っている
・髪形がもとの雰囲気に近い
・適度に良い状態を保てている
・被る位置が合っている


・髪に不自然なテカリが無い
ウィッグは人工毛を使用していたり、
人毛100%でも人毛自体を加工していてテカリを感じたりします。

テカリは艶ではなく、髪本来には無い光の反射時の見え方です。

人工毛のテカリは紡績(繊維を糸の状態にすること)や染色工程で変わります。

結論は現物を見て判断するしかありません。

ホームページなどで『自然!』などと記載があっても
その会社のウィッグを見る機会に、不自然さに驚くことが幾度もありました。

・サイズが合っている
頭が大きく見えると不自然になります。


医療用ウィッグは脱毛している時も
髪が伸びてきている時にも被るものですので
サイズをその時々で調整できると自然です。

サイズの調整は首元のアジャスターだけで行うと
頭のハチの部分や後ろに余った感じが出て、不自然なボリュームになります。

サイズは縫製でないときちんと調整出来ません!(言い切りました)

・髪形がもとの雰囲気に近い
髪形が同じでなくても、雰囲気が近いこと。

例えば前髪の感じがもとのようだったりと
相手に違和感を与えないと『間違い探し』をされずらいです。

この場合の間違い探しとは
『何か違うけど、何が違うんだろうな?』と、
しつこく髪形に関して相手に考えさえてしまうことです。

全体の毛量や前髪がもとの髪形に近いと安心です。

・適度に良い状態を保てている
ウィッグは傷んでくると静電気が起きて
髪同士がくっつき、毛束感が出て不自然になります。

程よくメンテナンスやサイズ調整をされていると不自然になりずらいです。

・被る位置が合っている
被り方や被る位置で雰囲気は歴然と違ってきます。
通販ウィッグを購入された方に被り方をお教えすると、ご本人も驚くほど自然になることがあります。

被る位置はおひとりお一人のおでこのバランスで違います。

傾向としては
ズレたり外れる怖さがあるので
被り方が深過ぎる方が多いと感じています。

おでこが狭くなりすぎていらっしゃる方を
よくお見掛けします。

鏡の前でどの位置だとより自然か?
位置を変えて比べてみて下さい。



先日、スリールのメンテナンスにご来店いただいたSさまは
ウィッグ生活は10ヶ月になります。

「どこの美容室に行ってるの?」
と職場で聞かれたのだそうです。

「これウィッグよ。って言ったら、
『えーっ!』って女性5人が驚いていました。
バレてなかったんだって、嬉しかったです。」

その後、ご病気のこともお話しされたとのことでした。

スリールは1年間の無料サポートがあるので
Sさまも毎月メンテナンスにご来店いただいております。

ご自分でもウィッグをシャンプーした時に
ヘアアイロンをかけて、
ご自分の髪の時の様にホットカーラーを巻かれているそうです。


ご自分の髪のようスタイリングできることも
バレない理由の一つですね。


最新情報をチェックしよう!