医療用ウィッグのためのインナーキャップの被り方


医療用ウィッグ・スリールの吉成です。

医療用ウィッグをお使いの時はウィッグの下に
インナーキャップを被ることをおススメされた方も多いと思います。

必ず必要か?は
お使いのウィッグにも寄りますし
頭の形や髪の状況にも寄ります。




日々の仕事で
たくさんの方のウィッグ事情を
拝見して気が付いたことは

ウィッグがズレないように被るには
インナーキャップの被り方が重要ということです。


インナーキャップの被り方!
教えてくれる人は意外にも少ないと思います。

でも、ウィッグの中でインナーキャップがズレ上がると
ウィッグもズレてしまいます。



赤い部分は頭を上下に動かすと皮膚が動いてしまいます。

この部分にインナーキャップが乗ってしまうと
頭が動く度にズレ上がります。

下の写真のようにインナーキャップは
ついしっかり下まで下げてしまいがちです。

ズレないように矢印部分を折り上げます。


こんな感じです。

インナーキャップを被った時点で
頭を上下左右に動かし
インナーキャップがズレないことを確認してから
ウィッグを被ります。

それでもインナーキャップがズレる場合は

被る位置を調整する必要があるか
インナーキャップが頭の形に合っていないものかもしれません。

また、
インナーキャップの外側のゴムがきついものを
お使いの方が多く感じです。

「頭が痛くなりませんか?」
と伺ってしまいます。

きつめのキャップを被っても
髪が伸び始めていたり
ストレートネックだと、ずり上がります。

なるべくきつさ感じないサイズを
お使いになれることがベストです。


スリールをお使いの方には
スリールのクールインナーキャップを
おススメしています。

消臭効果のある薄いネットでできており
ゴムはきつすぎません。

これも下の方は折り上げて使っていただきます。
サイズはM.Lとあります。

ただ、すべての方の頭に合うとは言い切れません。
合わないこともありますので
キャップもご試着いただいております。


また、スリール取扱店の美容室では
インナーキャップの被り方からお教えしております。

インナーキャップの被り方で
ウィッグの被り心地も変わります。

ぜひ、お試しください。



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